彼のどんなところが好きか。

これはもう存在そのものです。

彼の声を聴くととても癒されます。仕事などで隣に座る機会があると、彼が息を吸うたび、スースー鼻から音が聞こえるのですが、〔鼻がつまっているのかな〕その音も心地いい。そして匂いも好き。顔も好き。服装も好き。体型も好き。髪型も好き。

でも、一番好きなのが、性格です💓

心がきれい。

それは、私がずっと求めていた男性の条件でした。

パパも、その前の人も心のきれいさに感動したのです。

だから、自分の結婚相手は絶対に心がきれいな人がいいと思っていました。

心がきれいとは、向上心を持っていたり、何かを目指していく心を持っている人。きれいさを一緒に追求していける人を求めていたのです。

だから、彼といるととても心が温かくなります。彼は誰から見ても温厚ではなく、けっこうギラギラした男らしいタイプ。でも私には分かるのです。彼の心がとてもきれいで温かいことが。

大好きです✨

そう。その次の日。

私は転勤で新しい職場に異動したのです。

それを知ってパパもメールをくれたのでした。パパにはもう返信もせず。

あまりにへこんでいたので。

そして新しい職場に異動をして挨拶をしたあと、私の席まで案内してくれた人が彼💓でした。私の向かい側の席が彼でした。

第一印象は、なんか疲れた感じだな。でした(笑)

出会った瞬間はそんなものでしたが、向かい側の席で話をしていくうち、あれ？この人、なんか好き！！となっていったのです。

まさにずっと探していた人だと思いました。全てが理想通り。

そして驚くべきことに、彼の半径1メートル以内に入ると、血流が良くなるのを感じました。何か波動を感じるのです。

私はその感覚を味わいたくて彼の半径1メートル以内に出たり入ったりしました(笑)確かに近づくと感じる何か。それは、味わったことのない感覚でした。非常に心地が良いのです。

この人だ！と思いました。

その日から私の人生は変わりました。

今大好きな彼、Sくんとは、職場で出会いました。

私はパパと別れて以来、パパとは一生会わないと決意し、結婚相手を探していました。

何人か候補の男性が現れましたが、いずれも上手くいかず。

結局一言で言えば、パパ以上に好きになれる人に出会えませんでした。

パパのような感情をくれる人がいいと思っていました。

そんな中、英会話教室で出会った男の子に小さな恋をしました。羽生弦くん似のその子はだいぶ年下の15才！！まあ中学生です(笑)しかも留学前でした。

その子も何となく私が好きで仲良くしていましたが〔勿論話すだけ〕、ある日留学するということでバイバイしました。

弦くんとバイバイしたあと、パパからメールが来ていました。別れた後もパパは半年に1回くらいメールをよこしていました。

皮肉なことに、パパと私の年齢差、弦くんと私の年齢差は同じでした。

私がいいと思う人は、とっても年上かとっても年下のどちらか。中学生では結婚できないし、結婚している人とも結婚できない。

どうして私はこうなんだろう…。

帰宅したあと車のエンジンを止めて、夜の星空を眺めながら思ったのを今でも覚えています。

そして、そのとても気持ちが落ちた次の日、私は運命の彼と出会ったのです。